2000年 2月 5日

神奈川県平塚市の西沖

戸田 延幸さんの 愉快な

Myボート釣行記

月日


釣り場
                                       2000年 2月 5日 (土)
相模湾 平塚西 沖


釣り船

釣り物

釣り席
 【なな丸】 料金:\ お魚さん
天気



水温. 度 大潮
時間
釣行時間:
釣り人

釣友


戸田 延行

参加者:戸田、渡辺(なな丸船長)、北原、恭平君
          



 釣果 

【本日の釣果】

●釣果は、ゴマサバ(大小混じりで数えられないくらい)
マアジ(20〜30cm)12匹、マルアジ(大小2匹)、
アマダイ(40cmクラス)、ウスバハギ(30cmクラス)1匹
ヒメコダイ(数匹)、ガンゾウビラメ(数匹)、ホウボウ(1匹)
ホシザメ(70cm)1匹、オニカサゴ(22cmクラス)1匹、
アズマハナダイ(数匹)、レンコダイ(キダイ)20cm1匹、
大ハゼ(3匹)、オキトラギス(4匹)


 *


戸田

 みなさん、こんばんは。戸田です。

毎朝寒いですね。単身赴任先の京急梅屋敷では水道水
が冷たいこと!!我が家(秦野市)では水道水が温かい
のです。なぜって?秦野市の水道水は丹沢の地下水が
50%〜70%入っているそうです。地下水は一年中同じ
温度ですから、冬暖かく、夏冷たいのですよ。
今もクーラーBOXなどは外の水道で洗っていますよ。
うらやましいでしょう。
それにまろやかで美味しいのです。カルシウムが豊富で
蛇口のまわりがすぐに白くなります。
秦野市の鶴巻温泉もカルシウム含有率世界一なのですよ。
固形石鹸でそのお水(お湯)で頭を洗うとアワが立たず、
石鹸が固まって髪の毛にくっ付いてしまうのです。
(これホントです。鶴巻に住んでいる時に実験しました。)

さて、故郷自慢はこれくらいにしておき、2/5の釣果を
報告します。
今回も先週に続き【なな丸】に乗ることにしました。今回は
恭平君と私だけだし、【なな丸】も船長の渡辺さんと友人の
北原さんの二人だし、経費節減でお邪魔しました。
従って、レポートは【なな丸】の渡辺さんとダブりますが、
いつものように適当(?)に面白おかしく報告します。

●先週は携帯電話の目覚ましの設定ミスで鳴らず見事に
遅刻でしたが、今日はセットを間違わないようするぞ!と
かばんを見ると電話がない!!そうです。会社のデスクに
置き忘れてきてしまったのです。(マッサオ!)
お母さん(家内の呼び名です。以前はアンタと言っていま
したがすごくいやがられました。でも、田舎の宮崎県延岡
では普通なのですけどね)絶対起こしてくれよ!!5:00
だぞ!!・・・・・・ってなわけで、無事恭平君を平塚まで
迎えに行くことができたのです。

●8:20【なな丸】を出船。天気は快晴、波は河口入り口
に少しウネリあるがほとんどベタナギ。風は心地よい冷たさ。
今日は平塚西沖黄色い電波塔沖合い40m付近を流す。
早速、船長の渡辺さんに30cmクラスのウスバハギがくる。
しかし、釣った魚は恭平君のクーラーBOXへ直行である。
そうなのです。今日も船長は本命【マダイ】狙いなのである。
皆も仕掛けはマダイ仕掛けなのだが、底でアマダイの当たり
を待ち、徐々にマダイ棚に上げる戦法を取っているためか、
ガンゾウビラメのオンパレード。少し方が大きくなっていたの
でキープ。(煮付けが美味かった)

●恭平君は私と同じ竿2本出し。早速ウイリー仕掛けの手巻き
に何か来た。オモイオモイとリールを捲く顔が微笑んでいる。
それにしても、重そうである。私が少し代わり竿を持ってみて
魚の感触を調べたら、グーンという引きはないが、時折少し引いて
いるように感じ、とても重い。
すぐに恭平君にバトンタッチして少し急いで捲かせる。
海面下に見えて来た白い大きな姿!!船長の渡辺さんが
タモを持って来てハリスをたぐり寄せてタモを海中に入れようと
したところでプッツン!ハリス2号が切れたためおさらばでした。
悔しがる恭平君!次くるよと慰める私。
今のは多分、巨大アオリイカと思われる。

●その後私のマダイ仕掛けに大きな当たり、【大マダイ】が頭を
よぎる。タモ!!タモ!!と叫ぶと渡辺船長がすっとんできた。
しかし、引きが変?海面に上がったのは70cmクラスのホシザメ
でした。
これを見た渡辺さんはなんだ!これ!と一瞬タモを引っ込める。
頼むよ!上げてくれ!!
大物を逃がした恭平君にネコの餌に持っていくかい?【ウン!】
でも恭平君のクーラーBOXは控えめな10リッター。
入るわけがない。方や私は36リッターと欲張りサイズ。
取合えずあずかっとくね。
その後当たりが途絶え、瀬の海に行こうよ。となり、11:25に
移動開始。

●瀬の海は遊漁船の団体が真横に整列している。
ニの宮沖の水深100m付近に差し掛かった時に魚探の50m
〜70m付近の広い範囲が魚の反応でグリーンとレッド色。
すぐに仕掛けを降ろした北原さんに当たり、上がってきたのは
オニカサゴ(22cmくらい)。私にはウイリー仕掛けにオオゴマ
サバ(35〜40cm)、オオアジ(20〜30cmクラス)が来た。
すると隣の恭平君がまた来たよ。重い、重い、リールが捲けない
状態でファイトしている。随分と時間をかけて上がってきたのが、
40cmクラスの【アマダイ】である。ここのところメキメキと釣りの
腕前を上げてきた恭平君は最高の笑顔。
クーラーBOXが一杯で入らないので小さなペットボトルを出す。
そしたら、さっき欲しいといっていた【ホシザメ】をいらないや!
と言い出す。現金なやつだ!!でもいいか!!
私にも当たりがありグングンと引く。マダイだね。あっ!赤いよ!。
なんだ!ホウボウだよ。
ホウボウは羽?(ヒレ)を広げて空も飛べるのだぞとアピール。
試しに床に置いておく。でも歩かないし、飛ばないのでBOXに
お入りねがった。グウグウと喜んで?いた。
私のお腹もなぜかホウボウに誘われてグウグウと泣き出したので
ランチタイムとする。なぜか落ち付く。俺ってホウボウ??

●その間、先ほど釣れたオキトラギスをヒラメ仕掛けに付け置き
竿にしておいたが気になり、聞き合わせるとクンクンとやっている。
20秒、40秒、と待ち竿を聞き合わせても一気にもって行かない。
待てずにえいっやっと合わせて上げるが引きがない。
上がって来た仕掛けを見ると餌とイカリ針がなくハリスが切られて
いた。悔しくて、20cm位の大ハゼを付けて置き竿にしてその間
サバ、アジをコンスタントに釣り上げて久々楽しい釣りっていう
ものを味わってしまう。
生き餌仕掛けが気になり、聞き合わせるが反応なし。仕掛けを
上げて驚く!!デッカイハゼの頭がないのだ。確か孫針を口に
刺し、腹に親針を刺していたのに、孫針が残っている。
なぜ頭がないのだ??
多分イカの仕業?だろうね??で納得したことにする。

●渡辺さんに当たりが来て、上げたところ20cmのマダイが来た。
ところがあまり嬉しくない様子。これあげるよ恭平君!!
小さいからイラナイ。よく見るとマダイではなくチダイ。
チダイはこの大きさでも良いんだよ。と説得したが喜ばないので
私のクーラーBOXに入っていただいた。(うっしっし!!)

**家に帰ってタイをよく見るとエラのところに血の色が全くない
ことに気が付いた。顔はデコダイ。尾ひれは黒い色がない。
全体が黄色がかっていた。よってこの魚は【レンコダイ(キダイ)】
であることが判明。

●船は西から東に流されいつしか大磯ロングビーチ正面沖に
来ていた。アジ、サバが順調につれあっという間に15:30。
片付けをして15:45にフルスピードで帰路に立つ。
渡辺船長、ありがとうございました。